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イオンリテール/マイカルと統合、8カンパニー32事業部体制へ

2011年02月21日 / 経営

イオンリテールは2月21日、組織改革について発表した。
2010年10月にイオンマルシェと合併し、3月1日にマイカルと合併するのに伴う改革で3社統合で売上規模は2兆円を超える組織となる。
2月21日付で、三社一体化による、カンパニーと事業部を再編。東北、関東、中部、西日本の4カンパニーを東北、北関東、南関東、北陸信越、東海、東近畿、西近畿、中四国の8カンパニーとし、その組織下に32事業部(現行27事業部)を配置。各カンパニーの支社長下に、経営企画部を新設し、開発本部から地域開発部を移管する。
衣料、食品、住居余暇、H&BC各商品本部を統括する商品担当を新設。商品担当下にシニア商品政策部を新設する。食品商品本部を食品商品企画本部に改称。各商品本部組織下のコーディネーターグループを企画部に改称する。
衣料商品本部組織下のショップ統括部をショップ事業統括部に改称。ショップ事業統括部の下にタウンエレガンス事業部(エスプリミュール事業部と一部のレディスのショップを統合)、ニミウス事業部、スポージアム事業部を新設する。
住居余暇商品本部組織下にデジタル統括部、R.O.U事業部を新設。デジタル統括部下には、ステーショナリー・家電商品部、イオンニューコム事業部を配置する。
事業創造担当に、リカー商品部(現、食品商品本部下)、サイクル商品部(現、住居余暇商品本部下)を移管。各カンパニーに事業創造担当マネージャーを配置し、専門店化を推進する。
SC事業担当下にSC本部、ビブレ・フォーラス事業本部を新設。SC本部組織下に、各カンパニー別のSC事業部を配置。ビブレ・フォーラス事業本部下に、フォーラス事業部を配置するとともに、ビブレ事業部を新設する。
開発本部を廃止し、開発企画本部を新設。開発企画本部下に開発計画部、企業開発部、不動産部を配置する。
ディベロッパー企画本部を廃止し、建設本部を新設。建設本部下に建設部、店舗企画部を配置する。
DS事業本部組織下にザ・ビッグ事業部を新設する。
人事担当を廃止し、人事・総務担当兼リスクマネジメント担当を新設。総務部を営業担当下より移管する。
業態開発プロジェクトチームを新設する。
「三社一体化を機に、各地のジャスコ、サティの店名をイオンに統一しお客さま第一という不変の理念のもと、より一層の地域密着経営を目指す。グループの経営資源を最大限に活用し、重複機能・組織の解消など、経営の効率化を進める」(同社)。

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