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伊藤忠商事/ニナ・リッチと独占契約締結

2011年07月05日 / 商品経営

伊藤忠商事は7月4日、パリの名門メゾン、ニナ・リッチ社(Nina Ricci S.A.R.L.)と、日本市場における「ニナ・リッチ」(Nina Ricci)ブランドの独占輸入販売権とマスターライセンス権に関する独占契約を締結すると発表した。
<2012年春夏コレクション>20110705itoucyubrand.jpg
インポートに関しては、2012年春夏物から伊藤忠商事の100%子会社のコロネットを通じて販売を開始する。
従来、日本での「ニナ・リッチ」ブランドは、インポートとライセンスのビジネス展開で、合わせて小売上代ベース70億円程度の規模。
今回、伊藤忠商事とニナ・リッチ社がインポートとライセンスの両面で独占契約を締結することにより、伊藤忠商事が培ってきたブランドビジネスにおけるノウハウと実績をベースに、インポートとライセンスとの相乗効果を発揮する予定だ。
コロネットが展開するインポートのレディスウエアは、百貨店、専門店、セレクトショップでの販売を予定しており、5年後には小売上代15億円に拡大する計画だ。
ライセンス展開では、ブラックフォーマル、婦人革小物、婦人ハンドバッグ、ネクタイ、ハンカチーフ、ジュエリー、手袋、傘、タオル、オプティカルフレーム、サングラス、寝装品に加え、新たに紳士バッグ、革小物、紳士ベルト、紳士・婦人パジャマ、ソックス、ストッキング、ウエディングドレス等を予定しており、5年後には売上高を小売上代85億円に拡大する計画。
インポートとライセンスでトータルイメージを確立しながら、合計100億円の規模を目指す。また、3~4年後には旗艦店の開設も視野に、ラグジュアリー分野で超一流ブランドとして、更なる市場拡大を目指す予定だ。

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