ヤマダ電機/エス・バイ・エルを公開買付け
2011年08月13日 / 経営
ヤマダ電機は8月12日、ハウスメーカーのエス・バイ・エルの普通株式を公開買付けにより取得すると発表した。
ヤマダ電機がエス・バイ・エルを連結子会社化し、両社が強固なパートナーとなることが、両社グループの一層の企業価値の向上に資するものであるとの判断したもので、第三者割当増資も引受ける。
買い付け期間は8月15日から10月4日までで、買付価格は1株62円、買付予定数の上限は8500万株のため、買付代金は52億7000万円。決済日は10月12日。
買付予定数の下限で成立した場合は持ち株比率が50.43%、上限で成立した場合は59.10%となる。
成立後は、ヤマダ電機の店舗にモデルハウスを設置し、住宅、省エネ家電、電気自動車(EV)等を組み合わせた複合的な提案を行う。
また、過去に販売した戸建住宅のオーナーへ太陽光発電システム等を含めたリフォームや省エネ家電、電機自動車(EV)等の販売を両社で進めていく。
なお、買付け成立後も引き続きエス・バイ・エル株式の上場を維持し、自主的な経営を尊重して両社でシナジーの早期創出を目指す。
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