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国内インポートブランド市場／2011年は8.3％増の9000億円

2012年07月20日 ／ 商品経営

矢野経済研究所は7月18日、国内インポートブランド市場に関する調査結果2012を発表した。

調査によると、2011年の国内インポートブランド（インポート衣料品・服飾雑貨）市場規模は小売金額ベースで前年比8.3％増の9,000億円で、2007年以降5年ぶりの前年比プラスとなった。

2011年の市場規模を商品アイテム別に見ると、レザーウエアを除くいずれの商品アイテムも前年に比べ拡大したが、特にメンズウエア、靴・履物といったアイテムの伸びが目立っており、メンズウエアでは17.2％増の1126億円、靴・履物は13.5％増の1359億円と両アイテムとも1割以上の伸びとなった。

2011年の市場の拡大要因はいずれも今年以降の市場拡大の決め手にはならず、欧州の金融危機などの懸念材料もある。

2012年の国内インポートブランド（インポート衣料品・服飾雑貨）市場は前年比微減の8955億円（小売金額ベース）を予測する。

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