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国内インポートブランド市場/2013年は20.3%増の1兆1674億円

2014年09月06日 / 商品経営

矢野経済研究所は9月5日、国内インポートブランド市場に関する調査結果2014を発表した。

調査によると、2013年の国内インポートブランド(インポート衣料品・服飾雑貨)市場規模は小売金額ベースで、前年比20.3%増の1兆1674億円だった。

要因として、富裕層を中心とした従来のブランド顧客層の消費回復、中間層の消費拡大に拠るところが大きい。

インバウンド需要(外国人観光客のによるブランド消費)の増加も市場規模の伸長に貢献したと見られる。

2014年の国内インポートブランド(インポート衣料品・服飾雑貨)市場規模は、秋以降の商戦が順調にいけば、8.4%増の1兆2659億円と予測する。

2013年についてアイテム別にみると、ほぼ全てのアイテムが大幅な伸びを記録、なかでも「レディスウェア」、「メンズウェア」、「シューズ」、「スカーフ・ショール・ハンカチ類」の拡大が顕著だった。ベビーウェアを除く全てのアイテムで市場規模が大きく拡大した。

大きく伸長したアイテムに関しては、富裕層を中心とした本来の顧客の消費回復に加え、売場環境の変化や新たなブランドの増加、ブランドの日本マーケット対応が進んでいることも影響しているという。

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