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国内インポートブランド市場/2013年は5%増の1兆194億円

2013年07月04日 / 商品経営

矢野経済研究所は7月4日、国内インポートブランド市場に関する調査結果2013を発表した。

調査によると、2013年の国内インポートブランド(インポート衣料品・服飾雑貨)市場規模は前年比5%増の1兆194億円と予測する。

富裕層の購買活動の活発化、景況感を好感した中間層の消費活動への好影響、円安による外国人観光客の増加、海外ブランドの日本への再投資などのプラス要因とともに、円安によるインポートブランド商品の値上げの影響を考慮しても、今後の国内市場は当面1兆円規模で推移していくという。

2012年の国内インポートブランド(インポート衣料品・服飾雑貨)市場規模は小売金額ベースで、7.8%増の9706億円だった。

株高の恩恵を受けた富裕層を中心とした従来のブランド顧客層の消費活動が戻ってきたこと、東京、大阪エリアを中心に話題性のある商業施設の開業や有力百貨店の増床・改装オープンが相次いだことで、中間層の購買意欲を刺激し、消費行動を活発化させたことが大きな要因という。

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