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イオンは9月1日、「イオンのecoプロジェクト」を開始する。
「へらそう」「つくろう」「まもろう」の3つの「作戦」を中心に進めるプロジェクト。1000万㎡を超える日本最大規模の商業施設面積や総合ファシリティマネジメントサービス(総合FMS)事業を運営するイオンディライトを有するイオングループの総合力を最大限に活用し、持続可能な社会を目指す。
へらそうでは、2020年度に2010年度比でエネルギー使用量を50%削減することを目標に、既存店舗に省エネ設備を積極的に導入し、空調設備で18%、照明で17%、冷ケースで10%、BEMSなどによるエネルギーの運用コントロールを高めていく「見える化」で5%の合計50%の削減を目指す。
つくろうでは、日本最大規模の1,000万㎡以上の商業敷地面積を活用することで、2020年度までに一般的な家庭のおよそ4万5千世帯分の年間消費電力をまかなう、小売企業としては世界最大級の20万KWクラスの太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーを創出する設備を導入する。
まもろうでは今後、東日本大震災の経験を踏まえ、想定される大型の震災等に備えて全国の店舗における防災面を強化する。
特に、大型店舗を中心に全国100か所の店舗については、非常時に際して営業を継続し、お客に商品を提供できるよう、再生可能エネルギーに加えて自家発電設備(コジェネ発電機)の設置を促進する。
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