宅配寿司の茶月/破産申し立て、負債78億5800万円
2013年01月18日 / 経営
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帝国データバンクによると、春陽堂と茶月は、1月15日に債権者より京都地裁へ破産を申し立てられ、同日保全命令を受けた。
負債は、春陽堂が2012年3月期末時点で約50億2700万円、茶月が2011年9月期末で約28億3100万円で、2社合計で約78億5800万円。
春陽堂は、1946年7月創業、1950年1月に法人改組された。テイクアウト・宅配寿司店「茶月」「神田一番寿司」、回転寿司店「海鮮大名」、ピザ・パスタ料理「サンマルコ」、中華料理「春陽堂」などを運営する春陽堂グループの中核会社。
従前は飲食事業を自社で運営し、主力事業の寿司小売店「茶月」は、持ち帰り寿司店として地元では相応の知名度を有し、関西地区を基盤に関東・東海地区へも積極的に進出した。
その後はカレーショップ、ラーメン店、惣菜店なども手がけ、総合外食チェーンとして業容を拡大し、92年3月期には年売上高約363億8300万円を計上していた。
その後、2004年、2005年に経営合理化、収益改善を目的に店舗形態別、事業形態別などに会社分割を実施し、主に宅配寿司「茶月」を運営する茶月(2004年10月設立、2011年9月期の年売上高約75億7500万円)などを設立した。
現在では、その営業子会社に対しての食材供給、店舗設備等の賃貸、FC(フランチャイズ)店などの経営指導などを手がけていた。
しかし、競合店舗の増加、外食業態の多様化などから営業子会社の来客数減少、客単価下落に歯止めがかからず、2012年3月期の年売上高は約36億7700万円にまで減少した。
店舗出店や建設などに伴う借入金が重荷となり、厳しい繰り回しが続いていた。このため、中核の「茶月」部門を中心に、不採算店舗の閉鎖や人員削減などにより立て直しに努めていた。
2012年10月には、関東地域直営店・FC店87店を小僧寿しの子会社に譲渡し、同時に同社と「業務提携契約」を締結し、食材の購買、物流、広告宣伝などで協力することを取り決めていた。
しかし、その後も業況は改善せず、給与の未払いが発生するなど資金繰りは悪化、今回の措置となった。宅配寿司の茶月/破産申し立て、負債78億5800万円
帝国データバンクによると、春陽堂と茶月は、1月15日に債権者より京都地裁へ破産を申し立てられ、同日保全命令を受けた。
負債は、春陽堂が2012年3月期末時点で約50億2700万円、茶月が2011年9月期末で約28億3100万円で、2社合計で約78億5800万円。
春陽堂は、1946年7月創業、1950年1月に法人改組された。テイクアウト・宅配寿司店「茶月」「神田一番寿司」、回転寿司店「海鮮大名」、ピザ・パスタ料理「サンマルコ」、中華料理「春陽堂」などを運営する春陽堂グループの中核会社。
従前は飲食事業を自社で運営し、主力事業の寿司小売店「茶月」は、持ち帰り寿司店として地元では相応の知名度を有し、関西地区を基盤に関東・東海地区へも積極的に進出した。
その後はカレーショップ、ラーメン店、惣菜店なども手がけ、総合外食チェーンとして業容を拡大し、92年3月期には年売上高約363億8300万円を計上していた。
その後、2004年、2005年に経営合理化、収益改善を目的に店舗形態別、事業形態別などに会社分割を実施し、主に宅配寿司「茶月」を運営する茶月(2004年10月設立、2011年9月期の年売上高約75億7500万円)などを設立した。
現在では、その営業子会社に対しての食材供給、店舗設備等の賃貸、FC(フランチャイズ)店などの経営指導などを手がけていた。
しかし、競合店舗の増加、外食業態の多様化などから営業子会社の来客数減少、客単価下落に歯止めがかからず、2012年3月期の年売上高は約36億7700万円にまで減少した。
店舗出店や建設などに伴う借入金が重荷となり、厳しい繰り回しが続いていた。このため、中核の「茶月」部門を中心に、不採算店舗の閉鎖や人員削減などにより立て直しに努めていた。
2012年10月には、関東地域直営店・FC店87店を小僧寿しの子会社に譲渡し、同時に同社と「業務提携契約」を締結し、食材の購買、物流、広告宣伝などで協力することを取り決めていた。
しかし、その後も業況は改善せず、給与の未払いが発生するなど資金繰りは悪化、今回の措置となった。
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