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良品計画/信託型従業員持株インセンティブ・プランを導入

2014年01月07日 / 経営

良品計画は1月7日、信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship)の導入を決めた。

<プランの概要>

従業員に対する自社の中長期的な企業価値向上へのインセンティブ付与、福利厚生の拡充、株主としての資本参加による従業員の勤労意欲高揚を通じた自社の恒常的な発展を促すことを目的とした施策。

すべての従業員を対象とするインセンティブ・プラン。良品計画が信託銀行に「良品計画社員持株会専用信託」(E-Ship信託)を設定し、E-Ship信託は、今後3年間にわたり持株会が取得すると見込まれる規模の株式を、借入金を原資として良品計画からの第三者割当によって予め取得する。

その後は、E-Ship信託から持株会に対して継続的に株式の売却が行われるとともに、信託終了時点でE-Ship信託内に株式売却益相当額が累積した場合には、株式売却益相当額が残余財産として受益者適格要件を満たす者に分配される。

良品計画は、E-Ship信託が株式を取得するための借入に対し保証をしているため、株価の下落によりE-Ship信託内に株式売却損相当額が累積し、信託終了時点においてE-Ship信託内に株式売却損相当の借入金残債がある場合は、保証契約に基づき、良品計画が残債を弁済する。

プランの導入に伴い、現在保有する自己株式1,615,100株(8月31日現在)のうち102,200株(約11億5000万円相当)をE-Ship信託へ一括して処分する。

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