流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





宝飾品市場/2013年は5.6%増の9617億円

2014年02月26日 / トピックス商品経営

矢野経済研究所は2月26日、宝飾品(ジュエリー)市場に関する調査結果2014を発表した。調査によると、2013年の国内宝飾品小売市場規模は、前年比5.6%増の9617億円と大幅なプラス成長となった。

国内の景気回復基調を受けて海外ブランド品や大粒のダイヤモンド商品などが好調で、特に富裕層を中心に高額品消費が伸びた。

大粒のダイヤモンドを中心に市場での品薄感から価格が高騰しているなか、富裕層を中心に、こういった高額ジュエリーの購買需要が活況だった。

数千万円、数億円という価格のジュエリーが販売されるなど、百貨店の外商や宝飾問屋の催事ルートにおける販売が好調となった。

今後の国内宝飾品(ジュエリー)小売市場規模について、2014年は0.8%増の9692億円、2015年は同0.9%減の9605億円と2度の消費税率引き上げを挟んで横ばいで推移し、2016年以降は順調に推移し、2018年には1兆円規模の回復を予測する。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧