江戸一/外税方式でも子持ち家庭には値上げの負担感
2013年07月16日 / 経営
バイキングレストラン「すたみな太郎」を運営する江戸一は、来春に予定する消費税増税後の対策を模索している。
岩田孝憲社長兼CEOは「増税後の対応は伸長に見極めたい。たとえ価格表示が外税方式であったとしても、実際の支払は増え、当社の主要顧客である子ども連れのファミリー層には、値上げと受け止められかねない」と語った。7月16日、都内で開いた新メニュー発表記者会見で述べたもの。
主力業態の「すたみな太郎」の価格設定は、平日ランチ大人1180円、小学生840円、小学生未満350円、ディナー大人1980円、小学生1340円、小学生未満427円。土日祝ランチは、大人1680円、小学生980円、小学生未満400円となっている。
「現状では、ファミリー層までアベノミクスの恩恵がある状況にはない。メンタル面で明るさは出てきているので、これを追い風にしたい」と述べた。増税後の対策として、現在130種類以上あるメニュー数の見直しや、ロス率の改善など、さまざまな施策を検討しているという。
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