日本トイザらスは、今期から数年間、毎年10店を目安に店舗のスクラップ&ビルドと出店を進める。
老朽化が進んでいる店舗があるため、計画的に移転増床をし、ベビー用品専門店「ベビーザらス」との併設店舗「サイド バイ サイド ストア」としてリニューアルをし、店舗の競争力を高める方針と石橋善一郎副社長が明らかにした。
今期は、イオンモール盛岡南、マークイズみなとみらい、神戸ハーバーランドに「トイザらス・ベビーザらス」を出店した。相模原店も1992年にオープンした旧トイザらス相模原店を移転増床した店舗となった。
10月4日には、愛媛県のイオンモール新居浜、11月下旬にはららぽーとTOKYO BAY、長崎県佐世保市、12月には千葉県千葉市の幕張に「トイザらス・ベビーザらス」を出店する計画だ。
トイザらス・ベビーザらスは、ベビー用品とおもちゃの専門店を併設することで、子どもの成長にあわせ店舗を使い分けることができる店舗。
700坪を標準とし、トイザらスでは、レゴブロック、アンパンマン、シルバニアファミリー、トミカプラレールなどの有力商材をショップインショップで展開。りかちゃんやナノブロックなどの人気商材では、壁面や柱回りを活用したゾーン展開で、商品の打ち出しを強化している。
石橋副社長は「トイザらス・キッズという言葉があるように、トイザらスらしさは子どもを中心に楽しめる店にある。ベビーザらスでは、妊娠から新生児、2歳ぐらいまでの子ども持つ家庭で、無くてはならない存在を目指す。トイザらスでも子どもが、おもちゃを選ぶ楽しさを、大人も楽しく思える店舗としたい」と語った。
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