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日鉄住金物産/英国バッグ「ラドリーロンドン」で子会社設立

2013年10月15日 / 店舗経営

日鉄住金物産は、イギリス・ロンドン発のハンドバッグ&レザーグッズ・ブランド「RADLEY LONDON(ラドリーロンドン)」を日本国内で展開する子会社「ローウェルコーポレーション」を設立した。

<ラドリーロンドンのディスプレイ>

ラドリーロンドンはイギリスの建築士だったローウェル・ハーダーが趣味のひとつとしてバッグのデザインをしたことからはじまったブランドで1998年に創業した。日本では、2011年から、住金物産が展開していた。

2011年8月に池袋に期間限定店舗を開設したのを皮切りに、2012年3月に池袋に1号店をオープン、同年9月に新宿に2号店を出店。今年に入り、梅田、札幌、心斎橋、神戸、名古屋の百貨店内に出店し、合計7店を展開する。

<山内社長>

メインターゲットは、30代~40代の女性のOL層で、クラシックさも取り入れたデザインで、値ごろな商品を展開する。競合他社とのポジショニング分析をすると、日本市場では、国内ブランド以外の輸入ブランドでは、クラシックテイストでありながらも値ごろなブランドがないため、ラドリーロンドンを本格展開するという。

今後、百貨店の平場でのコーナー展開を全国的に拡大し、ブランド認知度を向上させる計画で、数年で数十億円規模の売上を目指す。

山内秀樹ローウェルコーポレーション社長は「知らないブランドのショップには、なかなか入りにくいが、いろいろな商品がある百貨店の平場には、気軽に入りやすい。平場で商品を見てもらえば、レザーの質感やカラフルなカラー展開など、他社とは一線を画す商品の良さが伝わると自信をもっている」と平場展開の狙いを語った。

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