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玩具市場/2013年は0.6%増の6756億円

2014年06月11日 / 商品経営

日本玩具協会は6月10日、2013年度国内玩具市場規模調査の結果を発表した。

調査によると、2013年度の国内における玩具市場規模は店頭価格ベースで6756億円(前年度比0.6%増)となった。

玩具の中核を占めるゲーム(テレビゲーム関連を除く)、トレーディングカードゲーム、ジグソーパズル、ハイテク系トレンドトイ、男児キャラクター、男児玩具、女児玩具、ぬいぐるみ、知育・教育(ベビーカー・チャイルドシート・三輪車などの乗用関連を除く)、季節商品の10分野に限ると、2013年度の市場規模は4026億円(0.3%増)だった。

国内玩具市場は2012年度に続き、2013年度も12月前半までは厳しい状況が続いた。しかし、スマホ型玩具の人気の盛り上がりや、男児キャラクター玩具にヒット商品があり、最大の需要期であるクリスマス商戦のピーク時以降に盛り返し、正月商戦も好調だったところから、最終的には前年度比微増という結果となった。

日本玩具協会では、玩具の周辺分野としてカプセル玩具と玩菓は、この調査と切り離して別途調査しているが、2013年度のカプセル玩具の国内市場規模は278億円(2.9%増)、玩菓は、玩菓のみ出荷ベース金額での集計で563億円(15.0%増)だった。

玩具の周辺市場には、テレビゲームなどさまざまなキッズやエンターテインメントの市場があり、それらを合わせると玩具関連市場はより大きく、今後の可能性も大きなものがあるという。

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