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国内時計市場/2013年は20.0%増の6955億円

2015年01月20日 / トピックス商品経営

矢野経済研究所は1月20日、国内時計市場に関する調査結果2014を発表した。

調査によると、2013年の国内時計市場規模は小売金額ベースで前年比20.0%増の6955億円であった。

国内ウォッチ市場の好調さにけん引され、前年比で2桁成長となり、2010年以降4年連続のプラス成長となった。

2013年の国内ウォッチ市場規模は、21.3%増の6405億円。円安による値上げが実施されたものの、消費税増税の駆け込み需要を追い風に、スイス製の高級機械式時計を中心とした欧米からのインポートウォッチが好調に推移した。

今後は、国内メーカーを中心に高い技術力を結集した高級時計や普及価格帯の商品強化を行いながら、富裕層や幅広い顧客層の更なる獲得や女性層の開拓を行うものと見込まれる。

2013年のクロック市場規模は7.0%増の550億円であった。国産クロックを中心に高付加価値の開発・販売強化による単価アップにより、2年振りに前年を上回った。

クロック商品は既に消費者全般に行き渡っているため、今後も大きな拡大は見込めないものと考える。こうしたなか、メーカー各社における「健康・スポーツ関連」や「防災関連」等において、付加価値の高い商品開発が活発化することで、新たな可能性が期待されるという。

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