流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





すき家/「牛すき鍋定食」を復活、仕込み時間を10分の1に短縮

2014年11月18日 / トピックス商品店舗経営

  • 関連キーワード
  • sukiya

すき家本部は11月18日、全国の「すき家」で27日から「牛すき鍋定食」(税別680円)を販売すると発表した。

<牛すき鍋定食>
牛すき鍋定食

牛肉、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、豆腐、うどんを甘い味付けの割下で煮込んだ「牛すき鍋」と、たまご、ごはん(並盛)、つぼ漬けをセットにした商品。

今年2~3月に販売し、好評だったが、店舗オペレーションの負担も大きく、一部店舗の一時閉店や営業時間短縮の原因の一つとして課題があったメニュー。

販売再開にあたり、前回3種類あったメニューを1種類に絞り込んだ。前回は、牛肉、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、豆腐、うどんが店舗に別々に納品され、店舗で1人前に分ける仕込みをしていた。

今回は、白菜、玉ねぎ、長ねぎ、豆腐、うどんを工場で1人前ごとにパックした状態で、店舗に商品を供給することで、仕込み時間を前回の10分の1に短縮した。

11月から全国の一部の店舗で試験導入をし、店舗オペレーションの検証を実施した上で、全店導入を決定した。商品販売までに約2週間の研修期間を設け、アルバイトの研修も実施することで、店舗の負担を軽減しているという。

前回は、牛すき鍋定食(税込580円)、とろーりチーズカレー鍋定食(650円)、野菜たっぷり牛ちり鍋定食(650円)を販売した。

今回は、「牛すき鍋定食」(税別680円)の価格設定としたが、前回よりも具材を約3割増量させ、より満足感のある商品に仕上げたという。

お客自身が牛肉に火を通し、できたてが食べれる商品で、気温が低下する冬に需要が高まる商品とみており、売上への貢献も期待できるという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧