流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





国内鞄・袋物市場/2013年は7.5%増の1兆56億円

2015年01月23日 / トピックス商品経営

矢野経済研究所は1月23日、国内鞄・袋物市場に関する調査結果2014を発表した。

調査によると、2013年度の国内鞄・袋物の市場規模は、小売金額ベースで前年度比7.5%増の1兆56億円だった。

景況感の改善による国内消費の回復と、訪日外国人観光客の増加に伴うインバウンド需要の拡大により、インポートブランドを中心とした高額商品が好調な売れ行きであったことから、市場規模は1兆円台に回復した。

国内の流通小売業各社は、こうしたインバウンド需要をより獲得する為に買い物をし易い環境を整えており、2014年度の国内鞄・袋物市場は、小売金額ベースで6.7%増の1兆728億円になると予測する。

2013年度のインポートブランドの市場規模は、小売金額ベースで15.0%増の4786億円と推計し、3年連続で市場規模が拡大した。

インポートブランドは、日本人だけでなく訪日外国人にも人気が高く、なかでも購買意欲の高い中国人富裕層が、銀座や心斎橋などの都市部の百貨店やインポートブランドの路面店で単価の高いアイテムを購入していることも、インポートブランドの売上拡大につながっているという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧