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EPICURIENS/1つ星獲得仏料理店、破産で負債1億4400万円

2015年02月04日 / 店舗経営

帝国データバンクによると、EPICURIENSは1月23日、東京地裁へ自己破産を申請し、1月28日に同地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約41人に対し約1億4400万円。

2009年11月に設立。2010年9月に百貨店「銀座三越」にフランス料理店「LES ROSIERS EGUZKILORE」(レロジェエギュスキロール)をオープン。

同店は、フランス史上で女性初、フランス最優秀国家認定資格(M.O.F.)を受賞した、アンドレ・ロジェ氏などがシェフをつとめることでも知られ、2011年8月期には年売上高約4億円を計上。「TOKYO MICHELIN 2012」において1つ星を獲得するなど、相応の知名度を有していた。

2013年4月には都内に割烹料理店、ビストロをオープンさせ、3店体制としたものの、新規2店は軌道に乗らず、間もなく他社に事業を譲渡した。

以後は、「LES ROSIERS EGUZKILORE」のみの経営となるなか、2014年8月期の年売上高は約2億2300万円としていたが、店舗閉鎖の影響などから債務超過状態にあったため、今年1月1日付で同店の事業を他社へ譲渡し、今回の措置となった。

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