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三陽商会/オムニチャネル基盤を構築へ

2015年03月13日 / IT・システム商品店舗経営

三陽商会とNTTデータは3月13日、三陽商会が目指す次世代型Eコマースの実現に向け、店頭とECの融合・外部WEBサイトとの情報共有を行う「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築を開始した。

2015年夏より段階的な稼動を予定している。

<SANYOオムニチャネル基盤システムの導入イメージ>
SANYOオムニチャネル基盤システムの導入イメージ

SANYOオムニチャネル基盤システムでは、同一の基盤上で複数のEC店舗の運営、店頭在庫も含めた在庫の販売等を行えるようにすることで、リアル店舗とEC店舗の融合を図る。

NTTデータが提供する外部サイトの連携を前提に設計された「BizXaaS(ビズエクサース)オムニチャネル」をアパレル業界として初めて採用することで、自社店舗・ECサイトだけでなく他社のECサイト等へ同じ情報を提供することが可能となり、ECチャネルが簡単に拡がるオムニチャネル基盤を実現する。

両社はこれまで、ECサイト「SANYO iStore」において、BtoB倉庫連携や店舗取り寄せサービスを開始し、リアルとデジタルの融合を共同で推進してきた。

今回、複数ブランドのマルチテナント展開を実現し、さまざまなチャネルとの商品・在庫連携、多言語・多通貨対応、今後の事業スピードにあわせた拡張性を可能とする「BizXaaSオムニチャネル」を三陽商会が評価し、基盤システムの構築に着手することとなった。

NTTデータは「SANYOオムニチャネル基盤システム」の構築に加え、稼動後のシステム保守・運用サービスを受託しました。システム構築と保守・運用サービスを一貫して提供し、システム稼動後も継続的に三陽商会の事業を最大化するための施策をIT面でサポートする。

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