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SAPジャパン/ファッション業界向けアプリケーション提供開始

2015年03月24日 / IT・システム商品店舗経営

SAPジャパンは3月24日、ファッション業界に「SAP Fashion Management」を提供開始した。

SAP Fashion Managementは、アパレル製造卸企業向けのSAP Apparel and Footwearと、小売企業向けのSAP Retail の2つのアプリケーションを統合し、製造、卸、小売と、ファッション業界におけるすべてのチャネルを通じて、サプライチェーンに関わる業務をエンド・ツー・エンドで支援する。

販売計画や生産計画、オムニチャネル、マスターデータなどを一貫して管理することができ、グローバルでの業務プロセス、データ、設備やリソースの見える化、意思決定の迅速化をもたらすという。

リアルタイムで工場から店舗、eコマースのお客様までを1つの流れとしてつなげ、よりビジネスを効率化することができる。

SAP Apparel and Footwearは、16年以上にわたり全世界300社以上で、SAP Retailは、20年以上にわたり全世界1000社以上で利用されている。

最近では、ファッション業界の垂直統合が進むことで、製造から小売までのすべてを1社で行う企業が増えており、両アプリケーションを併用する傾向があった。

しかし、ビジネスサイクルの高速化や取り扱うデータ量の急増などに伴い、独立した2つのシステムの併用では、作業工程に無駄が生じ、またマスターデータの管理が複雑になるなどの課題が浮かび上がっていた。

■問い合わせ
SAPジャパン
TEL:0120-786-727
http://www.sap.com/japan/contactsap

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