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すかいらーく/80以上の業務システムを統合へ

2015年04月02日 / IT・システム経営

すかいらーくは4月2日、オラクルの最新版高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine X5」を採用したと公表した。

80以上の業務システムを統合するグループ共通のプライベート・クラウドを構築するデータベース基盤構築のため導入したもの。

さらに、バックアップ・ストレージ基盤として「Oracle ZFS Storage ZS3」を導入し、「Oracle Exadata」と40Gbpsの帯域を備えたInfiniBandネットワークで接続することで、高速なバックアップとリストアを実現した。

これにより、200台以上のサーバーで稼働している会計や店舗管理、人事、生産管理、宅配システムなど80以上の業務システムが「Oracle Exadata」上に統合される。

グループ全体で国内外に約3000店舗を運営し、レストランブランドごとに異なる業務システムを運用していた経緯があり、効率化とITガバナンスの強化が課題だった。

「Oracle Exadata」の採用にあたって、オールフラッシュ・ストレージによる高速処理性能や、柔軟な拡張が可能なエラスティック構成、高可用性などを評価。

また、データベースの統合により、すかいらーくの経営改革の一環として求められていたITガバナンスの強化が実現し、性能面では、棚卸の件数が膨大であるためオンラインによる登録に時間がかかっていたが、高速化とシステムの標準化によるサポート品質の向上を期待している。

経営に貢献するためのビッグデータ分析基盤としても活用していく計画。

プロジェクトは、新日鉄住金ソリューションズがシステム導入支援を担当し、新システムの導入・運用における全体のプロジェクト管理を支援している。

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