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ソニー/都内で、電子お薬手帳の試験サービスを開始

2015年05月11日 / トピックス経営

ソニーは5月11日、非接触ICカード技術FeliCa(フェリカ)を利用した電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)の試験サービスエリアを拡大すると発表した。

6月から一般社団法人世田谷薬剤師会と連携し、東京都世田谷区の薬局に対して、試験サービスの提供をを決めた。東京都文京区の水野薬局へも試験サービスの提供を開始する。

ハルモは、薬局などで調剤された薬の履歴等に関するデータを、非接触型ICカード技術FeliCaを用いてクラウドサーバー上で電子的に管理する、ソニーの電子お薬手帳に関するサービスの名称。

薬の名称や量、服用回数、飲み方などの調剤情報を記録するお薬手帳は、複数の医療機関で薬が処方された場合でも、医師や薬剤師が薬の重複や飲み合わせのチェックを行う際に役立つ。

ソニーの電子お薬手帳サービスharmoは、FeliCaチップが埋め込まれたカードを薬局の端末にかざすだけの簡単な操作で、調剤履歴の閲覧と調剤情報の記録を行うことができる。

harmoは2013年に神奈川県川崎市へ初導入した後、全国各地に試験サービスエリアを拡大し、現在までに250を超える薬局に導入され、約1万1300人の一般利用者がいる。

2015年3月には滋賀、神戸市、大阪府豊中市の薬局へ、4月からは横浜市とさいたま市の薬局へ、各地域の薬剤師会と連携して、試験サービスの提供を開始した。

今後もharmoが提供する価値の向上と、さらなるエリア拡大に向けた活動を続けるという。

■harmo
http://www.harmo.biz/

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