流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本KFC/クレジット利用代金を誤請求

2015年06月30日 / 経営

日本ケンタッキー・フライド・チキンは6月30日、ケンタッキーフライドチキンの一部店舗で、クレジットカードを利用した一部のお客に対し、誤った利用代金を請求する事象が発生したと発表した。

誤請求の発生期間は、2015年1月29日~6月19日で、発生店舗数は、290店。発生件数は、1514件で、誤請求額は189万5373円。対象クレジットカードブランドは、VISA、MasterCard、Diners、JCB、AMEX。

日本KFCでは直ちにクレジットカードの取扱いを一時停止し、該当する誤請求の調査を実施した。該当するお客へは、各カード会社を通じて、返金の手続きをとる。

現在、原因究明は完了し、今後、適切な再発防止策を講じた上で、7月下旬にはクレジットカード取扱いを再開できる見込みだ。

5月11日~6月12日に、4件の利用代金の請求に関するお客からの問合せがあり、各カード会社への確認、対象店舗の決済システム、機器の調査を実施した。

調査の結果、パナソニックシステムネットワークス製のクレジットカード決済POSターミナルを導入したKFC店舗の一部において、同端末に搭載のクレジットカード読み込み制御ソフト(ドライバー)に問題があり、利用代金が誤っている可能性のあることが判明した。

そのため、クレジットカードで決済された取引の一部で誤った決済情報がカード会社に送信され、一部のお客に対し、利用代金を誤って請求する事象が発生したという。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧