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関門海/2016年3月末に壇之浦PA商業施設の運営終了

2015年07月27日 / 店舗経営

関門海は2016年3月31日、子会社の関門福楽館が運営する「関門自動車道壇之浦パーキングエリア(下り線)」内の商業施設の運営を終了する。

壇之浦PAは、西日本高速道路サービス・ホールディングス(西日本SHD)が管理しており、そのテナントとして2011年4月1日から関門海が、2011年10月1日には関門海から、100%子会社である関門福楽館へ事業譲渡し、運営しいた。

当初から西日本SHDとの定期建物賃貸借契約の期間は、2016年3月31日までの5年間と定められており、今回、2016年4月1日から5年間のテナント募集が新たに始まった。

壇之浦PAの運営を単一事業として行っている関門福楽館は、2015年3月期においては赤字を余儀なくされており、今後も大幅な収益回復が見込めず、壇之浦PAの運営を継続するためには新たな設備投資も必要となるため、運営終了を決定した。

2015年3月期の壇之浦PAの運営事業の売上高は7億1500万円、売上総利益3億3800万円、営業損失2600万円、経常損失2600万円だった。

壇之浦PA内の飲食(レストラン、フードコート)、物販(ショッピングコーナー)の営業をテナントとして行っていた。

従業員と資産等の取扱は、2016年4月1日から壇之浦PAの営業を開始する新たなテナントが決まり次第、引継ぎ、譲渡などについて、交渉を実施する。

設備の新設を計画していた、関門福楽館の店舗改装、販売管理システムへの設備投資(総額5000万円、既支払額1600万円)は、壇之浦PAの運営事業終了の決定を行ったため、今後の投資を行わないという。

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