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インナーウェア・レッグウェア市場/2.9%減の6440億円

2015年10月13日 / 商品経営

矢野経済研究所は10月13日、インナーウェア・レッグウェア市場に関する調査結果2015を発表した。

調査によると、2014年のレディスインナーウェア市場規模は、小売金額ベースで前年比2.9%減の6440億円と、3年連続の市場縮小となった。

2014年は消費増税の影響により、個人消費の回復に依然不透明な状況が続いた。ヒット商品が生まれず、メーカー各社で苦戦を強いられた。

メンズインナーウェア市場規模は、小売金額ベースで1.9%減の2650億円と2年連続で減少した。

メーカー各社は定番商品の販売強化に加え、デザイン性やファッション性、肌ざわりや着心地の良さを売りとした商品で差別化を図るも、機能性肌着の売上減をカバーするには至らなかった。

レッグウェア市場規模は、小売金額ベースで1.0%増の6280億円となった。

2014年は前年に引き続き、プレーンストッキングのほか、靴下でもカバーソックスやショート丈ソックスが動いた。

一般カジュアルスニーカーの人気を受けて、これに合わせた靴下などに注目が集まり、需要増となった。

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