ルミネ／初の直営店舗事業で新宿駅構内にピザ専門店、来年4月オープン

ルミネは10月26日、初の直営店舗事業として、2014年4月中旬にJR新宿駅構内に開業する商業施設に「800 ディグリーズナポリタンピツェリア」をオープンすると発表した。

＜商品の一例＞

新しいモノや体験を継続的に提供するために、積極的に直営店舗の運営と、商品開発・販売に挑戦する取り組みで、直営事業を通じて、運営ノウハウを習得・蓄積することで、今後、新たな魅力あるショップを自社で運営する。

＜発表会＞

新宿で開いた発表会で新井良亮社長は「ファッションと食品は、非日常と日常の関係にあり、非日常と日常をどうつないでいくのかが、商業施設の課題の一つだ。今後は、食を充実させていくことが重要であり、今回、ピザ専門店を運営することになった」

「デベロッパーとして、お客さんの期待を超えていくには、モノがどのように作られるのか、どういう人が関わっているのか、どういう素材が使われているのか、モノ作りまで踏み込んだ取り組みが必要だ。専門店をそろえるだけでなく、自ら店舗を運営することで、テナントリーシングのレベルも上がっていく」と語った。

今後の直営店舗の可能性については、「今回は、飲食店となったが、モノ作りという観点からは、雑貨、洋服といった物販店舗もありうる。若手社員の育成の観点からも、自主編集売場の取り組みと並行して、さまざまな直営店舗の可能性を検討したい」と述べた。

＜海外の店舗イメージ＞

800ディグリーズナポリタンピツェリアは、ロサンゼルスで人気のナポリピザレストランの日本1号店。5種類のベースピザに36種類のトッピングを選び、注文を受けてから約90秒でピザを焼きあげる。

シェフ兼創立者のアンソニー・キャロン氏は、「電気やガスを使わず、華氏800度の薪窯で、約90秒で焼き上げるナポリピザが看板メニューだ。食材の多くをナポリから直輸入し、柔らかくこしのある生地を使用している」と店舗を解説した。

店内は、アメリカの店舗と同様に白と黒を基調として、バーカウンターも設置し、洗練された空間でアルコール類も提供する。

■800 ディグリーズナポリタンピツェリア
http://800degreespizza.jp/

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