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京都市/Visaと地域活性化包括連携協定

2015年12月01日 / トピックス店舗経営

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京都市とビザ・ワールドワイドは12月1日、京都市役所において「地域活性化包括連携協定」を締結した。

京都市とVisaの相互連携の強化により、外国人観光客の受け入れ環境整備を図るとともに、外国人観光客により買い物や食事を楽しんでもらうことによって、京都市の地域の活性化に貢献する。

<京都用のアクセプタンスマーク>
京都用のアクセプタンスマーク

カードの決済環境の明示するため京都用のアクセプタンスマークの開発、配布、外国人観光客向けの消費喚起キャンペーンとして、KYOTO x Visa Campaignの展開、京都レストランウィンタースペシャルの外国人観光客に告知をする。

京都市の外国人宿泊者数は、2014年度に過去最高の約183万人(前年比約62%増)を記録した。

世界で最も影響力のある、米国旅行雑誌のワールドベストシティランキングにおいて2年連続世界1位にランクインされるなど、世界中から魅力ある観光地として支持されている。

京都市は受け入れ環境整備には力を入れており、買い物をより楽しんでもらうという視点においても、事業者向けにきめ細やかな支援事業を実施したことにより、市内の免税店数は2015年に715件(前年比約4倍)となるなど着実に増加している。

Visaは外国人観光客の方々に安心・安全なペイメントインフラを提供すると同時に、インバウンド取り組みの一環として、カード(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなど)が利用できることを示す「アクセプタンスマーク」の店頭掲示の推進を行うことで、外国人により買い物を楽しんでもらえる環境整備すると共に、地域経済の振興への貢献を目指している。

2020年までに、2000万人という目標の前倒し達成も視野に入り、政府はより高い目標設定の検討を始めており、今後も京都により多くの外国人観光客が訪れることが予想される。

京都市とVisaはこれからも外国人観光客の受け入れ環境整備に尽力し、地域経済の発展に貢献することを目指す。

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