不二家／スイートガーデンを完全子会社化

2014年02月14日／経営

不二家は2月13日、和洋菓子の製造販売を手がけるスイートガーデンの全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額は約10億円。実施は4月1日。

これにより、不二家はスイートガーデンが持つ約500の店舗と神戸工場をグループに加えることになる。

埼玉工場と九州工場は、スイートガーデンの親会社であるプレシアホールディングスの関係会社に承継される予定。

スイートガーデンは、「タカラブネ」「スイートガーデン」「スイートオーブン」の3つのブランドを全国で展開する、和洋菓子などの製造販売会社。

今回の決定により、不二家は同社店舗の少ない西日本地域の店舗数を増やすことで、物流面を中心に事業の効率化を図ることができる。

さらに、両社は商品開発の面でも協働し、品ぞろえを強化する。生産面では、神戸工場と不二家の泉佐野工場との連携を深め、両工場の生産効率を高める。また、事業規模を拡大することで、他地域の工場稼働率の向上を目指す。

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