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キリン/2013年は3%増収、国内酒類のマイナスを清涼飲料などが補完

2014年02月13日 / 経営

キリンホールディングスは2月13日、2013年12月期の連結決算を発表した。

売上高は前の期比3.1%増の2兆2545億円、営業利益は6.7%減の1428億円、経常利益は4.6%減の1321億円、純利益は52.4%増の856億円だった。

平準化EBITDA(利払い・税・償却前利益)は3014億円(1.9%減)。

国内の総合飲料事業は0.8%減収。このうち、キリンビールが3.1%減、メルシャンが3.9%減だった。一方、キリンビバレッジは4.9%増となり、減収の大部分を相殺した。

海外の総合飲料事業は18.7%増収。このうち、オーストラリア拠点のライオンが18.1%増、ブラジルキリンが19.8%増だった。

医薬・バイオケミカル事業は2.6%増収。

利益面では、ブラジルキリンの利益減や、国内での費用増、国内酒類の販売減などが響き、営業利益などを圧迫。一方、フレイザー・アンド・ニーヴ(F&N)の株式譲渡によって有価証券売却益を計上したため、純利益は堅調だった。

同日、2014年12月期の業績予想を開示した。売上高を前期比1.6%増の2兆2900億円、営業利益を2.0%減の1400億円、経常利益を7.7%減の1220億円、純利益を42.8%減の490億円と見込んでいる。

平準化EBITDAの予想は、3020億円(0.2%増)。

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