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世界銀行/2030年までに世界の食用魚の3分の2近くが養殖に

2014年02月21日 / 経営

世界銀行はこのほど、報告書のなかで、2030年までに世界の食用魚の3分の2近くが養殖によって生産されるようになるとの見通しを示した。

世銀が、国連食糧農業機関(FAO)、国際食糧政策研究所(IFPRI)との共同研究によって発表した報告書「2030年までの漁業資源:漁業と養殖業の見通し(仮題)」のなかで示した。

報告書によると、南アジア、東南アジア、中国、日本などのアジア地域は、2030年までに世界の魚類消費の70%を占めると見込まれている。そのなかでも、中国は世界の食用魚消費の38%を占めるようになると予想されている。

こうした状況下、2030年までに食用魚の62%は養殖場で生産され、特にイズミダイ、コイ、ナマズの供給量が急増するとみられている。

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