流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





サッポロHD/通期は20億円の最終赤字見込みに、「極ZERO」の酒税追納で

2014年08月05日 / 経営

サッポロホールディングスは8月5日、2014年12月期通期の最終損益が、20億円の赤字になりそうだと発表した(前期は94億円の黒字)。従来は、50億円の黒字を見込んでいた。

税率の低い第3のビールとして販売していた「極ZERO(ゼロ)」の税率適用区分の問題に絡み、6月20日に酒税の差額分と見込まれる116億円を自主追納すると発表。これを受けた特別損失の計上に伴い、通期の見通しを下方修正する。

売上高は5377億円(前期比5.5%増)、営業利益は150億円(2.2%減)、経常利益は136億円(10.1%減)で、それぞれ従来予想を据え置いた。

同日発表した第2四半期(1~6月)の連結決算は、売上高が2398億円(前年同期比3.7緒%増)、営業利益が10億円(約2.1倍)、経常利益が2.7億円(18.8%減)、最終損益が10.9億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧