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サッポロHD/1~9月期は66億円の最終赤字

2014年11月05日 / 経営

サッポロホールディングスは11月5日、2014年12月期第3四半期(1~9月)の連結決算を発表した。

売上高は3793億円(前年同期比2.7%増)、営業利益は82億円(12.2%減)、経常利益は76億円(13.5%減)、最終損益は66億円の赤字(前年同期は54億円の黒字)となった。

国内酒類事業は4%増収。国際事業は2%増収。食品・飲料事業は2%増収となった。

利益面では、国際事業で販促費が増加したことに加え、不動産事業において、再開発物件の不稼働期間中の賃料減などが響き、営業利益が下押された。

さらに、「極ZERO(ゼロ)」の税率適用区分を修正申告したことに伴い、自主追納する酒税差額分116億円や、不動産事業で解体撤去費用23億円を特別損失に計上したことが、純損益を圧迫した。

通期予想は据え置いた。売上高を5377億円(前期比5.5%増)、営業利益を150億円(2.2%減)、経常利益を136億円(10.1%減)、最終損益を20億円の赤字(前期は94億円の黒字)になると見込んでいる。

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