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花王/1~9月期は営業減益に

2014年10月28日 / 経営

花王は10月28日、2014年12月期第3四半期(1~9月)連結決算を発表した。

売上高は1兆72億円(前年同期比6.0%増)、営業利益は809億円(1.2%減)、経常利益は844億円(0.1%減)、純利益は506億円(28.1%増)だった。

為替の影響を除くと、売上高は実質4.3%増。

地域別でみると、為替変動の影響を除く実質売上は、アジアで19.6%増、米州で6.8%増、欧州で4.7%増だった。売上高に占める海外比率は、33.4%(前年同期は31.3%)。

一方、国内の売上高は3.4%増加した。

利益面では、原材料価格の上昇や、マーケティング費用の増加などが影響を及ぼしたほか、消費増税後の反動減からの回復が遅れたことなどが響いた。

通期予想は据え置いた。売上高を1兆3900億円(前期比5.7%増)、営業利益を1300億円(4.3%増)、経常利益を1330億円(3.9%増)、純利益を750億円(15.8%増)とみている。

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