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アサヒグループ/1~9月期の営業益は11.9%減、通期予想は据え置き

2012年10月31日 / 経営

アサヒグループホールディングスは10月30日、2012年12月期第3四半期決算(1~9月)を発表した。売上高は前年同期比6.9%増の1兆1391億9000万円、純利益は26.8%増の455億8600万円となった。一方、営業利益は11.9%減の676億8000万円、経常利益は13.7%減の710億8000万円だった。

酒類、飲料、食品のそれぞれの部門で売上が伸びた。国際部門は既存の連結子会社の売上拡大に加え、新規の連結子会社の業績が加わり、売上が前年同期比で約8割増となった。もっとも、新規の連結子会社ののれん償却費の増加などで、営業利益は低迷した。また、前年度に震災関連費用を特別損失に振り替えた反動や、積極的なマーケティング活動による広告販促費の増加などで連結営業利益も圧迫された。

通期予想は据え置いた。売上高を1兆5690億円(前期比7.3%増)、営業利益を1130億円(5.4%増)、経常利益を1180億円(6.4%増)、純利益を650億円(18.0%増)としている。

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