流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





伊藤園/通期予想引き下げ、消費回復遅れや原材料高などが重し

2014年12月01日 / 経営

伊藤園は12月1日、2015年4月期の通期予想を下方修正すると発表した。

売上高を4555億円から4370億円(前期比0.2%減)に、営業利益を230億円から120億円(43.1%減)に、経常利益を220億円から116億円(43.5%減)に、純利益を131億円から62億円(48.7%減)に、それぞれ従来予想を引き下げた。

消費増税を受けた個人消費の低迷が尾を引いていることに加え、夏場の天候不順や、急激な円安による原材料高の影響などで、第2四半期(5~10月)に茶葉・飲料製品事業が低調だった。

こうした影響に加えて、下期以降も個人消費の回復が遅れると見込まれるため、予想を修正した。

同日発表した第2四半期(5~10月)決算は、売上高が前年同期比2.1%減の2338億円、営業利益が43.4%減の81億円、経常利益が43.2%減の80億円、純利益が47.4%減の43億円だった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧