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日清製粉G/通期予想引き下げ、中計の数値目標も取り下げ

2014年10月30日 / 経営

日清製粉グループ本社は10月30日、2015年3月期の通期業績予想を下方修正すると発表した。

売上高を従来予想の5400億円から5300億円に、営業利益を225億円から200億円に、経常利益を258億円から240億円に、純利益を165億円から152億円に、それぞれ引き下げた。

消費増税後の個人消費の減退や、円安などを背景とした原材料価格の上昇を受けて事業環境が厳しさを増す中、4~9月期の業績に影響が出たため、予想を見直す。

あわせて、同社はすでに発表している2014~16年度中期経営計画の数値目標を取りやめると発表した。15~17年度の中計についても、策定を取りやめ、15年度については、単年度の経営計画のみをつくり、これに注力するとしている。

数値目標は取りやめるものの、売上高の拡大と海外事業の拡大を優先する基本方針に変更はないとしている。

第2四半期(4~9月)の連結決算は、売上高が2469億円(前年同期比3.2%増)、営業利益が86億円(16.5%減)、経常利益が109億円(7.5%減)、純利益が71億円(0.7%増)となった。

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