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DNP/ビンや缶に代替、刺激の強い内容物に最適な高耐久性包材を開発

2015年04月06日 / 経営

大日本印刷(DNP)は4月6日、殺菌などに使用する高濃度アルコールなどの医薬品やアルカリ、酸、香料など、刺激性の強い内容物に対して優れた耐久性を持つ「DNP耐内容物包材(ラミキープ)」を開発したと発表した。

缶やガラス瓶に代わる包装材料として2015年4月に販売を開始する。

DNPは従来のラミキープをアルコール度数が99.5%まで対応できるよう、耐久性を高めることに成功した。高濃度アルコールだけでなく、その他の刺激の強い内容物にも対応できる耐久性に優れた包材として提供する。

従来から使われていた医薬品の発布剤や消毒用の高濃度アルコールのほか、タバスコやカレーなどの香辛料、液体入浴剤、一部の農薬などの幅広い内容物に使用できる。

医薬品や日用品メーカーなどにこの製品を販売し、2017年までに年間で10億円の売上を目指すとしている。

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