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ハウス/4~9月期営業益は4割減、通期予想を下方修正

2012年11月01日 / 経営

ハウス食品は10月31日、2013年3月期第2四半期決算(4~9月)を発表した。売上高は1038億3100万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は46億5800万円(41.7%減)、経常利益は54億5800万円(34.8%減)、純利益は30億1400万円(37.2%減)だった。

香辛・調味加工食品事業、健康食品事業において、消費者の志向の変化や価格競争激化の影響を受けた。2011年の震災特需の反動もあり、売上高は大きく下押された。

海外事業は引き続き売上が拡大したが、国内の減収を補うことはできなかった。利益面では、海外事業が順調に伸長したものの、販売競争の激化によってマーケティングコストが上昇したほか、主力製品カテゴリーが減収したことによる影響を受けた。

低調な第2四半期決算を受け、同社は通期予想を下方修正した。売上高予想を従来の2180億円から2110億円(前期比1.5%減)に、営業利益予想を148億円から125億円(11.1%減)に、経常利益予想を162億円から141億円(9.0%減)に、純利益予想を104億円から88億円(11.0%減)とした。

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