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紀伊國屋書店/店舗・ネット販売共通のポイントサービス導入

2009年11月16日 / トピックス

紀伊國屋書店は11月16日、店舗、ネット販売で共通利用が可能な自社ポイントサービスを導入、「Kinokuniya Point (キノクニヤ ポイント)」として11月中旬から、一部店舗での運用を開始すると発表した。

11月16日に、新宿本店、新宿南店の都内旗艦店で、12月1日に北海道地区の5店舗(札幌本店・オーロラタウン店・厚別店・小樽店・千歳店)でサービスを開始。段階的に取扱い店舗を拡大、約1年の期間で全国63店舗に導入する予定だ。2010年の早い時期にオンライン書店「紀伊國屋書店BookWeb」に、2010年中にはDVD・CD専門ショッピングサイト「Forest Plus」にも共通のポイントサービスを導入し、店頭顧客とネット顧客が一体利用できる利便性の高いポイントサービスを実現する計画。

「キノクニヤ ポイント」は、購買ポイントサービスにとどまらず、文化・学術・教育の分野で紀伊國屋書店が蓄積してきた事業リソース (劇場経営、出版、映像商品製作、セミナー、高等教育機関や文化施設などとの取引) をいかした情報提供や会員特典を順次加え、紀伊國屋書店ならではの制度運営を目指す。

紀伊國屋書店は、ポイントサービス導入によって、安定的な収益拡大に結びつくものと期待しており、サービス開始から1年間で100万人の新規会員 (既存の「紀伊國屋書店 BookWeb 」会員、「紀伊國屋三井住友VISAカード」会員をのぞく)獲得を目指す。

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