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農林水産省/米穀需給と価格安定化へ、国の備蓄量は100万tに

2008年12月03日 / トピックス

農林水産省は、米穀需給と価格安定を図るため、米穀の生産を調整し、米穀供給の不足に備えた備蓄運営を行う基本方針を固めたと発表した。また、国の備蓄量は100万tとすることも明らかにした。

2008年7月から2009年6月までの需給見通しをみると、供給量としてはことし6月末での米穀の在庫量は、民間在庫が161万tで、政府在庫は99万tとなり、合計で260万t。需給量では、小麦製品を含めた食料全般の価格が上昇する中で、比較的に価格が安定している米に需要がシフトしていることを踏まえて、07年7月から08年6月の需要実績と同じ855万tを見込んでいる。

また、2008年度の輸入予定数量については、WTO農業交渉で新たな合意ができるまではアクセス数量は10年度の水準が維持されることから、77万玄米tとしている。

SBS(売買同時契約)輸入については、予定数量を10万tとしている。

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