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LED照明市場/2011年度は85.7%増の1393億円

2011年12月13日 / トピックス

矢野経済研究所は12月12日、照明市場の調査を発表した。白熱灯や蛍光灯、高圧放電灯、LEDを光源とする照明器具・ランプで、建築物に付随する照明や道路照明など一般照明用途として使用されるものを対象としたもの。
調査によると、2011年のLED照明の市場規模は、2010年比85.7%増の1393億円の見込みとなった。
2009年以降、照明メーカーや新規参入事業者からの相次ぐ電球形LEDランプの発売により注目度が一気に高まったLED照明は、省エネ法の改正や、東日本大震災に伴う節電・省エネニーズの高まりを追い風に、さらに注目度が増した。
2010年以降には直管形ランプやLEDシーリングライト等、主照明として用いられるものも発売されるなど商品ラインナップが拡充された。
また、LED照明を含む2011年の一般照明用途の照明総市場規模は、6.7%増の8013億円の見込みとなった。
2011年は、東日本大震災に伴う節電・省エネニーズの高まりを背景に、一般家庭においてもLED照明等の高効率照明への切り替えが進み、市場を押し上げたという。

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