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NTTレゾナント/日光で、Beaconを活用した観光アプリの実証実験

2015年10月15日 / IT・システムトピックス

NTTレゾナントは12月28日まで、日光の観光地や店舗などの113か所で、Beacon(ビーコン)技術を活用したアプリ「日光ガイドpowered by goo」の実証実験を行う。

<日光ガイド powered by gooキャプチャー>
日光ガイド powered by gooキャプチャー

Beacon(ビーコン)とは、省電力による通信技術であるBluetooth Low Energy(BLE)を使用した技術で、ビーコン機器の一定距離に近づいたユーザーのスマートフォンに通信を行い、特定のアプリの起動や、ロケーションに合わせた情報配信などができる。

世界遺産「日光の社寺」を含めた日光エリアにおけるBeacon技術を活用した位置情報、口コミ情報連動型の観光アプリの実証実験は、今回が初めて。

Beaconは、柔軟に電波強度の調整が可能で、設置も容易。Beaconを活用することで、各店舗はその店舗のお得なキャンペーン情報などを訪れた観光客に発信することができる。

観光客は、訪れた場所に関する観光スポット情報やお得な店舗情報などを自動的に受け取ることができる。

実際にその場所を訪れた他の観光客と、「今ここの紅葉が見ごろです」といった時々刻々の変化や、「トイレがある」「喫煙所がある」「英語が話せる人がいる」「無料Wi-Fiスポットがある」など、観光ガイドには掲載されていないような口コミ・お役立ち情報も共有することが可能という。

アプリは、日本語のほか、英語・中国語・韓国語の4か国語に対応する。

実証実験は、日本国内や海外からの観光客に対してそれぞれの場所に連動した情報の提供を行うアプリの効果検証を行うもので、今後のユーザーの更なる利便性の向上、地域活性化への貢献を実現するサービスの開発を推進する。

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