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インフルエンザ発症者/3割が“自宅待機期間中”に外出

2012年12月13日 / トピックス

レキットベンキーザー・ジャパンが展開する薬用せっけんの「ミューズ」は11月、「インフルエンザと自宅待機期間の過ごし方に関する意識調査」を実施した。対象となったのは、2011年の冬にインフルエンザを発症した20~50代の男女400人。

<Q:自宅待機期間中に外出をしたことがありますか? (レキットベンキーザー・ジャパン資料)>Q:自宅待機期間中に外出をしたことがありますか? (レキットベンキーザー・ジャパン資料)

調査の結果、“自宅待機期間”を守らずに外出してしまう人が全体の30%にも及ぶことが判明した。通常、インフルエンザの診断を受けた場合、症状が落ち着いてからもウイルスが体内に潜伏している可能性が高く、周囲の人にうつす危険があるため、熱が下がってから2日、あるいは症状が出た日の翌日から7日目までは外出を控えるべきとの指針がある。

しかし、この自宅待機期間中に「外出したことがある」と答えた人は全体の30.5%に及んだ。年代別では、20代が40%、30代が34%、40代が31%となり、若年世代ほど外出してしまう傾向にあることがわかった。

外出時の行く先としては、「スーパー」が55.7%と最も多く、次いで「コンビニ」43.4%だった。「会社などの仕事」も32%と多かった。

こうした外出先に赴く交通手段としては、「バス」が22.1%、「電車」が19.7%となり、移動中は“密室空間”となる公共交通機関が利用されている実態が浮かび上がった。

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