ほっともっと/店内調理で「できたて」訴求、コンビニと差別化

2018年09月19日 12:45 / 商品

持ち帰り弁当「Hotto Motto(ほっともっと)」を展開するプレナスは、コンビニ弁当との差別化を図るため、定番メニューのリニューアルを推進している。

<焼き魚弁当の告知>
焼き魚弁当の告知

9月20日から、銀しゃけとさばを店舗で香ばしく焼き上げた「銀しゃけ塩焼き弁当」「さば塩焼き弁当」各税込490円を発売する。

<銀しゃけ塩焼き弁当>
銀しゃけ塩焼き弁当

プレナスでは4月から、新ブランドスローガン「やっぱり、お弁当屋さんのおべんとうはおいしい。」を掲げており、定番メニューのリニューアルを行う一環。

コンビニ各社が魚惣菜を強化していることに着目し、ほっともっとも焼き魚を一新した。

<さば塩焼き弁当>
さば塩焼き弁当

新たに店内に焼き網を導入し、店舗のキッチンで焼くことで、皮目はパリッと香ばしく、程よく脂が落ち身はふっくらと焼き上がる仕上がりを目指した。

プレナスでは、これまでも店内調理で、さまざまなメニューを提供しているが、手間ひまがかかったメニューということが、認知されていないという課題があった。

<海鮮天丼>
海鮮天丼

10月2日からは、「海鮮天丼」490円「海鮮天とじ丼」530円を発売する。これまでも、店舗のキッチンで衣をつけて天ぷらを揚げているが、店内調理を再訴求する。

天ぷらはできたてと作り置きの違いが分かりやすく、コンビニとの差別化を図りやすい商品と位置付けている。

<海鮮天とじ丼>
海鮮天とじ丼

10月16日からは「カキフライ弁当」、25日からは「すきやき弁当」の販売を開始する。

カキフライは通常は、昨年の冬に収穫された冷凍物を使用するが、今年は春に収穫された旬のかきを使用し、より鮮度感を高める。

すきやき弁当は、全ての具材を店内調理で煮ている工程を再訴求する。

これまでも、「から揚」の衣を一新し、「しょうが焼き弁当」500円では、仕上げにフレッシュな生姜を乗せるなど、細かな定番メニューのテコ入れをしている。

中食市場が拡大する中で、コンビニ弁当もシェアを拡大しており、温めなおすコンビニ弁当にない、店内調理によるおいしさを再訴求したいという。

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