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キユーピー/卵の「コク味」を向上「キユーピーハーフ」4年ぶりに全面刷新

2016年01月06日 13:00 / 商品

キユーピーは1月22日、同社マヨネーズに比べカロリーが半分の「キユーピーハーフ」を4年ぶりに全面刷新し、全国出荷を開始する。

<キユーピーハーフ>
キユーピーハーフ

おいしさのポイントである卵の「コク味」を向上させ、商品への満足度を高めることにより、購入層の拡大と、市場の活性化を目指す。

キユーピーハーフは健康志向の高まりを受け、1991年に発売した後、継続して品位改良を続けてきた。

2012年には「たまごおいしさ製法」を採用し、卵のコク味を向上。しかし、購入者からは「味が物足りない」など、さらなる改良を求める声も挙げられた。

また、健康訴求マヨネーズタイプを使わない消費者へのヒアリングでは、「カロリーオフの商品は、おいしくなさそう」というイメージが根強いことも分かった。

マヨネーズのおいしさの鍵は、乳化した油と卵のコク味、醸造酢のほどよい酸味。5回目となる今回の品位改良では、卵の使用量を増やしたほか、原材料をシンプルにすることで雑味を取り除き、卵のコク味がより感じられるようにした。

品位が安定したことから、賞味期間を10か月から12か月に延長している。

内容量は210g、300g、400g。それぞれ参考小売価格(税込)が224円、302円、370円。

販売目標は120億円(小売りベース、年間換算)。

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