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メルシャン/2022年はワイン合計で前年比4%増の585万箱目標

2022年02月02日商品

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メルシャンは2月2日、2022年の事業方針を発表した。2022年のワイン合計の販売数量目標は585万箱(前年比4%増)とした。内訳は、国内製造ワイン350万箱(5%増)、輸入ワイン234万箱(3%増)を計画する。

<長林社長>
長林社長

長林道夫社長は、「2021年のワイン市場は、コロナの影響を受け約10%減となった。内訳は国内製造ワイン10%減、輸入ワイン9%減だった。コロナ2年目で外食産業が打撃を受けた。2020年は外食から家飲みに需要がシフトしたが、この需要も一巡したため、外食の落ち込みをカバーできなかった。一方で、健康志向の高まりでノンアルコールワイン、オーガニックワインは大きく伸長した」と昨年の市場を解説した。

ワイン市場は2008年以降に拡大しているが、市場規模は酒類全体の6.3%とまだ小さく、直近5年間は縮小傾向となっている。また、市場全体が低価格競争にあり、同質化、コモディティー化などにより、魅力が少ないカテゴリーになっているという。

市場動向を踏まえて長林社長は、「ワインの本来の魅力が若年層を中心に伝わっていないのが業界の課題となっている。この課題に業界が一丸となって取り組む必要がある。その中で、当社は、創業当時から『日本を世界の銘醸地へ』という思想を持っている。もう一度、原点に立ち返り、この踊り場を乗り切っていきたい」と述べた。

2021年の販売実績は、ワイン合計562万箱(前年比13%減)、うち国内製造ワイン333万箱(7%減)、輸入ワイン230万箱(20%減)だった。輸入ワインは、北米エリアの物流遅延の影響で数カ月、商品を販売できなかった影響があった。

2022年は、ワイン市場の入口として市場活性化を担う「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」に注力するほか、新しい輸入ワインブランドとして「Mercian Wines」を投入する。

輸入ワインの500円~999円の価格帯は、日本のワイン市場の22%を占めていることに着目し、世界のつくり手とメルシャンのつくり手が、日本のお客のために共創する輸入ワインブランドとして「Mercian Wines」を開発した。「Mercian Wines」は「もっと多くの日本のお客に、気軽に・自由にワインを楽しんでもらうこと」を目指した新ブランドで、「クオリティ」、「ディスカバー」、「ラグジュアリー・コレクション」の3シリーズを展開する。メルシャンと世界の高品質なワインの造り手がタッグを組むことで、日本のお客においしい輸入ワインを提案する。

3月1日から「メルシャン・ワインズ ブレンズ パーフェクト・ブレンド レッド/ホワイト」(各オープン価格)、3月8日から「メルシャン・ワインズ ボルドー」(オープン価格)を全国で新発売する。

また新ブランドは、持続可能なワイン造りを目指し、「環境負荷軽減」、「産地との共存」、「人への負荷軽減」、「情報の見える化」の4 つの項目に挑戦し、実行しているワイナリーとタッグを取り組み、近年高まりを見せるエシカル消費ニーズにも対応するという。

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