食品主要195社/10月は2911品目値上げ、酒類・飲料が最多
2024年09月30日 17:04 / 商品
帝国データバンクの「食品主要195社」価格改定動向調査によると、10月の食品値上げは2911品目となった。
前年10月と同様に、ハム・ソーセージ製品など加工食品やPET飲料などで大規模な値上げが発生。4月(2897品目)を14品目・0.5%上回って年内最大の値上げとなった。
「酒類・飲料」が最多で1年ぶり1000品目を超えた。「菓子」は237品目のうち、原材料のカカオが不足しているチョコ関連が半数超となっている。
2024年通年の値上げ品目数(予定含む)は、12月までの累計で1万2401品目、年間の平均値上げ率は17%の見込み。
同社はコメ価格の高騰を要因としたパック米飯製品でまとまった値上げが予定され、11月は11カ月ぶりに前年同月を上回るものの、年末にかけて値上げは沈静化するとみている。
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