そごう千葉店/食のOMOストアがオープン
2023年09月06日 16:09 / EC
そごう・西武は9月28日、そごう千葉店に食のOMOストア「food edit Chiba(フード エディット チバ)」をオープンする。
2021年9月に開業したCHOOSEBASE SHIBUYAに続いて2店舗目のOMOストアとなる。百貨店の強みである「編集力」と「リアルの場」、CHOOSEBASE SHIBUYAで培ったOMOの仕組みを活用することで、生産者と顧客、地域をつなぐ場をオンライン・オフライン双方で提案したい考え。
また、同ストアでは、扱うアイテムを千葉県内の食に関連する商材・ブランドにフォーカスする。ブランドとの協業を通して新しい小売りビジネスの創出を目指す。
従来の百貨店の出店方法とは全く違い、販売商品の登録と納品だけで簡単に出店できる仕組みを用意している。
実店舗への出店経験の少ないブランドにとってハードルとなっていた商品展示作業や販売員の手配、在庫管理、売上管理、販売促進などの付帯業務は不要。同社がサービスとして提供する。
今まで百貨店への出店が難しかったブランド・生産者の出店をサポートする仕組みとなっている。
また、商品在庫はECサイトとの完全連動を実現しているため、実店舗とECの垣根を越えた購買体験を実現。さらにリアルの場の活用として試食などのイベントも実施可能だ。
商品は、千葉県内の隠れた逸品、こだわりや思いのある商品を中心に、今まで同社では扱うことができなかったブランドが登場する。
つけ麺業界でも有名な「中華蕎麦とみ田」、成田空港のオリジナル商品、「勝浦塩製作研究所」の日本の渚百選にも選定されている勝浦市「鵜原理想郷」から、新月と満月の満潮時の海水からしか造ることができない貴重な塩、千葉県館山のカスタマイズできるオリジナルジン「TATEYAMA GIN」、銚子鉄道のオリジナル食品などがそろう。
CHOOSEBASE SHIBUYAでは常温商品のみの扱いだったが、food edit Chibaは冷蔵・冷凍商品の販売も行う。
なお、そごう千葉店のOMO施策としてはクイックコマースe.デパチカ、リモートショッピングに続く新たな展開となる。
■food edit Chiba(フード エディット チバ)
オープン日:2023年9月28日
場所:そごう千葉店地下1階
売場面積:約45m2
出品企業:約30社(9月6日現在)
取扱品目:主に千葉県内で生産・加工された食料品
https://www.sogo-seibu.jp/chiba/topics/page/20230925foodeditchiba.html
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