ルルアーク／ドリーム・アーツ「Shopらん」導入、アルバイトでも店舗運営可能に

2022年07月27日 14:30 ／ IT・システム

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ドリーム・アーツは7月27日、ルルアークが多店舗オペレーション改革を支援するクラウドサービス「Shopらん（ショップラン）」および「APP（Agile PoC Platform）オプション」を導入したと発表した。ルルアークは現在、カプセルトイ事業全63店舗でシステムを活用しており、6月からFC店舗にも導入した。ルルアークは引き続き急速な店舗数拡大を予定し、今後は100店舗以上の展開を検討している。

「元気と笑顔」を社是に掲げるルルアークは、カプセルトイ事業とアミューズメント施設事業を運営しており、「ガチャガチャの森」や「ニコニコガーデン」といった今までにない独自の遊空間を展開する。近年、右肩上がりとされるカプセルトイの市場をけん引し、現在も、月に2〜3店舗というペースで出店を続けている。

従来、カプセルトイマシンは子ども向けのイメージで、空きスペースや通路沿いに設置されることが主流だった。ルルアークでは、テナント店舗としてショーケースやサイネージを用いて大人向けの演出を展開。カプセルトイを一度もしたことがない人また卒業してしまった大人にカプセルトイの楽しさを提供することで、幅広い層のファンに支持されている。

しかしそれと同時に、店舗オペレーションでは少数精鋭での業務遂行が求められ、高い効率性と実行力が必要となる。飛躍的に店舗数が増加するなか、経験が浅いアルバイトスタッフでも本部が考えた施策や作業を確実かつスピーディーに実行することが重要となっていた。また同時に、売上を向上させるための魅力的な売場づくりや、スタッフ教育などのコア業務に注力できる環境づくりが求められていた。

そこで、さまざまなツールを比較検討した結果、本部ー店舗間コミュニケーションにおけるベストプラクティスが詰まったShopらんの導入が決定した。ルルアークの店舗では20代前半のアルバイト店長が大半で、その多くはコミュニケーション・接客が得意な反面、業務システムの利用には不慣れだった。そのため、ITスキルを必要としない「使いやすさ」が求められており、直感的に操作できるShopらんが最もマッチしていた。

また、Shopらんによって店舗トップページに自動的に店舗タスクが整理されることで、店舗自身でのタスク整理やエリアマネージャーによるリマインドが不要となるなど、属人的なスキルや経験の差を補う仕組みづくりができた。Shopらんを導入した店舗では、すでに作業実行率95％以上を実現している。

さらに、複数店舗を統括する立場であるエリアマネージャーの担当店舗数はこれまで5店舗程度が通常であったところ、Shopらん導入後の効率化により最大10店舗まで担当可能となった。

＜フレッシュマニュアル機能のイメージ＞

現在、ルルアークでは、Shopらんを当初の導入目的である作業指示の用途のみでなく、申請業務や画像報告としても活用している。また、2022年4月にリリースされたAPPオプションの最新機能である「フレッシュマニュアル機能」も利用開始しており、これまでWordで作成していた業務マニュアルのShopらんへの統一をすすめている。

形骸化しがちであった業務マニュアルとShopらんの作業指示が連動することで、作業の中身やその意味を深く理解したうえでの確実な実行につながっている。また、マニュアル上に店舗の独自コメントの登録やフィードバックをおこなえるため、ルルアークにおける継続的な業務マニュアルの改善と、各種施策の品質を高める自律的なフィードバックループを実現する。現在80以上ものWordファイルをフレッシュマニュアル機能上に移行しており、今後もすべての業務マニュアルをShopらん上で実現する予定だ。

長友伸二ルルアーク代表取締役社長は、「ルルアークでは、ガチャガチャに興味がない方にも来店していただき、私たち独自の遊空間を楽しんでいただきたいと考えています。そのためには魅力的なお店づくりをすべく働くスタッフと、そのスタッフが働く環境整備が重要です。Shopらん導入当初の目的のひとつであった店舗の作業実行率の向上は、早くも実現することができています。また、最新のフレッシュマニュアル機能にも大きな期待をしています。店舗数を拡大しながらスピーディーな仮説・実践・検証をつづけているルルアークの取り組みにまさに適した仕組みだと感じました。今後さらなるShopらん活用によって、ビジネスを拡大しつづけるルルアークにおける、本部と店舗をつなぐ重要な情報共有のプラットフォームに育てていきます」とコメントしている。

■事例の詳細
https://shoprun.jp/news/pressーrelease/press20220727/

■Shopらん
https://shoprun.jp/

■問い合わせ先
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広報担当：佐藤