清涼飲料／3月1位はコカコーラ「ファンタプレミアムグレープ」

2020年04月27日 10:00 ／ POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売上ランキングによると、3月の清涼飲料の1位は、コカコーラ「ファンタプレミアムグレープ」380mlとなった。

「ファンタプレミアグレープ」は、濃厚なピューレを贅沢に使用した、新感覚の大人向けフルーツ炭酸飲料。かつて「ファンタ」と青春時代を過ごした30代以上の大人に、再び「ファンタ」を楽しんもらうために、今までの「ファンタ」とは一線を画した、贅沢で大人向けの味わいに仕上げた。

＜清涼飲料の新商品ランキング＞

2位は、キリン「生茶」525ml。3月3日にリニューアル発売。「よりおいしい緑茶があるなら試したい」という緑茶ユーザーの期待に応えるため、従来の「まる搾り生茶葉抽出物」に加え、生茶葉のはたらきによる新製法を採用することで、まろやかでコクのある味わいはそのままに、新緑のような爽やかさと茶葉本来の甘みと香りが豊かな味わいへと進化したという。

3位は、アサヒ「十六茶」630ml。2月5日リニューアル発売した同商品は、東洋健康思想に基づく、いいもの16素材を、絶妙なバランスでブレンドしたお茶。ハトムギ（タイ産、ラオス産、その他）、大麦、ハブ茶、発芽大麦、とうもろこし、玄米、たんぽぽの根、びわの葉、カワラケツメイ、ごぼう、あわ、きび、小豆、エゴマの葉、ナツメ、ゆずの皮を配合した。

5週間以内に発売した商品は、1位コカコーラ「ファンタプレミアムグレープ」、2位キリン「生茶」、4位キリン「午後の紅茶オレンジティー」500ml、5位サントリー「オールフリー」など12商品がランクインした。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業（総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等）からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年（26週）以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売上実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売上は、最新の4週間の全国での100店舗当たり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業の皆様：https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業の皆様：https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注：マーチャンダイジング・オン社提供のRDS－POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。